ホンダ フィットの買取相場について
ホンダフィットといえば、コンパクトカーの中でも特に人気の高い車種の一つ。
その人気は国内に留まらず海外でも人気を博しており、
「トヨタのヴィッツ」「日産のマーチ」とともに「ホンダのフィット」は
“日本のコンパクトカー御三家“と呼ばれ、世界中で販売されている車でもあります。
人気の高い車種=買取査定時に高値がつく
ということで、今、ホンダフィットが一体いくらで買取査定されるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
今回は、2018年3月現在、一体いくらでホンダフィットが買取査定されているのか、その相場を調べてみました。
もし、ホンダフィットを買取査定に出そうと考えている方がいらっしゃれば、ぜひ参考にしてみてください。
各メーカーが近年ますます開発に力を入れているコンパクトカーですが、その中でも特にホンダフィットの人気が高いです。
ホンダフィットが高額買取される理由
ホンダフィットが人気な理由の一つとして、その運転のしやすさが挙げられます。
ボンネットが短めになっており、車体自体も小さめに造られています。
それなので車体全体の大きさが簡単に把握出来、女性やお年寄りにも運転しやすい車となっています。
高い運転技術が無くても狭い道をすいすいと走れ、段差などで生じてしまう振動や衝撃を抑制する機能もついているので、誰でも快適なドライブを楽しめます。
また、見た目はスリムでコンパクトなデザインのホンダフィットですが、車内は広々とした快適な空間。無駄なものを一切省き、従来のコンパクトカーよりも余裕のある荷室スペースが造られています。
4人程度の家族や友人とのちょっとした旅行にちょうどいいサイズとして、支持層を広げました。
ホンダフィットの歴史
そんなホンダフィットですが、まだ歴史は浅く、
2001年6月に同社のロゴの後継者として初登場しました。
キャッチフレーズは「思い立ったが吉日」
初代(2001年ー2007年)から、2代目(2007年ー2013年)、そして現行車の3代目(2013年ー現在)と、2回のフルモデルチェンジを行っています。
過去に2回グッドデザイン賞を受賞していたり、
それまで33年間に渡って国内販売台数トップを守り続けていた「トヨタのカローラ」を抜き1位を記録したりと、
ホンダフィットには輝かしい経歴があります。
ホンダフィットの買取相場
年式(H表記) | 年式(西暦) | 走行距離 | 買取相場 |
平成20年式 | 2008年式 | 約120,000km | 約2.1万円 |
平成22年式 | 2010年式 | 約75,000km | 約13.1万円 |
平成23年式 | 2011年式 | 約83,000km | 約10.5万円 |
平成24年式 | 2012年式 | 約60,000km | 約19.3万円 |
平成25年式 | 2013年式 | 約57,000km | 約20.9万円 |
平成26年式 | 2014年式 | 約40,000km | 約42.9万円 |
平成27年式 | 2015年式 | 約33,000km | 約47.7万円 |
平成28年式 | 2016年式 | 約17,000km | 約51万円 |
5年落ち(平成25年式)・10年落ち(平成20年式)で、それぞれ買取査定額がガクッと下がっているのが分かると思います。
これは当たり前の話なのですが、年式が古くなれば古くなるほど、相応距離が増えれば増えるほど、中古車の相場は下落するものです。
その節目がそれぞれ、5年落ち/走行距離50,000km以上と10年落ち/走行距離100,000km以上なのです。
国内外で人気を博しているホンダフィットは、需要に合わせて生産台数も多い車なので、そのため買取査定で高値がつくことはあまりないようです。
ホンダフィットを高値で買取ってもらうためのポイントとして、「年式は出来るだけ新しく」「走行距離が少ない」という点が挙げられます。
ホンダフィットの買取を考えている方は、2度目の車検が来るタイミングの5年目で買取りに出すのがちょうど良いタイミングなのではないかと思います。
ホンダフィットをカーオークションで買取査定
ホンダフィット | カーオークション | 一括査定平均 | 下取り |
H21年式・走行距離95,000km | 13.5万円 | 7.5万円 | 3.3万円 |
こちらは神奈川県在住の男性が各社に実際に買取査定を出した結果なのですが、なんと、一番査定額が低かった下取りと一番査定額が高かったカーオークションとでは、買取査定額に10万円もの差がありました。
カーオークションで車が高く買取できる理由
同じ車を買取査定に出しているのに、なぜこんなにも買取査定額に差が生じるのか不思議ですよね。
それにはそれぞれ理由があるんです。
まず、下取りの買取査定額が一番低い理由として、そもそも下取りとは車販売店にとってはほぼ無償サービスのようなものだということが挙げられます。
車を売ることが実際の仕事である車販売店では正直、下取りの車があってもなくてもとくに困りません。つまりどっちでもいいのです。
なので、ほぼ無償サービスに近い感覚で行っているだけの下取りにチカラを入れている車販売店というものはなく、下取りの買取査定額が一番低くなってしまうのです。
一括査定では中古車買取を商売としている業者がそれぞれ買取査定額を提示するので、下取りより高い買取査定額がつきます。
ただ、どの業者も出来るだけ低い仕入額で車を仕入れたいと考えているので、よほどの売れ筋車以外は驚くほどの高値にはならないようです。
そこで、「絶対に高値で車を売りたい」「損をしたくない!」という人にはカーオークションをおすすめします。
先ほどの実際の例を見ても分かる通り、カーオークションではほとんどの車が、下取りや一括査定の相場の倍以上で買取られています。
カーオークションと、下取りや一括査定との大きな違いは、”業者がその車を欲しがっている”ということです。
下取りや一括査定の場合は、業者も「特に欲しいとは思わないけど、買取っておけば何かに利用できるかも」というくらいの気持ちで車を買取るのに比べ、カーオークションでは業者が「欲しい!」と思った車を自発的に買取るわけですから、買取価格に高値がつきます。
さらに、オークションということで業者がそれぞれネット上で買取り価格の競い合いをリアルタイムで行います。競い合うことで買取価格がつり上がりやすく、一般の査定では考えられないような高値がつくことも少なくないようです。
このカーオークションは海外ではすでに当たり前のサービスとなっていて、近年日本でも流行の兆しを見せています。
売り手と買い手、双方に損が無いということで、国内外の中古車販売業者が今一番注目しているオークションです。
なので、高値で車を売りたい人や、売却の際に絶対に損をしたくないという人は、
1.下取りには出さない
2.一括査定に申し込み、自分の車の相場と最高額を知る
3.カーオークションで「ウリキリ価格」の希望額を、一括査定で出た最高額に設定する
この3つの方法を実行することによって、損することなく最高額で車を手放すことが可能となります。